2017年11月6日月曜日

門真三中 創立50周年 記念式典

門真三中 創立50周年記念式典 第2部は、式典が挙行されました。
校長先生の挨拶の中では、やはり合唱についてふれられました。
「一つの目標に向かってまとまり、生徒全員が感動を共有し、結びつくことを目指して取り組み始めた『合唱』も今日まで歌い継がれ、本校の大きな伝統の一つとなっています。」

生徒達が母校と自分達に誇りを持てる、合唱の取り組み、とてもすばらしいと思います。

PTA会長さまも、三中の卒業生ということで、合唱の思い出を「練習を重ねるうちに、声がそろってくる」と、懐かしそうに語っておられました。

生徒会作成のビデオでは、子ども達が生徒会活動の中で、実に多くの役割をこなし、多彩な作業に熱心に取り組んでいる様子がよくわかりました。頼もしいです。

そして、記念講演として、三中の卒業生で、現在、東京大学大学院教授 工学博士の、西林仁昭先生がお祝いのスピーチをされました。

スピーチのテーマは、「一度きりの人生 明るく楽しく悔いなく!」

西林先生は、二島小出身で、二島ジャガーズで野球をし、三中でも野球部で活動されたそうで、生徒たちにとっては身近な先輩です。その後、高校、大学と進学し、現在は東大の研究室で、化学者として世界レベルの研究をしておられる先生です。
子ども達に向けて、とても良い刺激になる、夢にあふれたスピーチでした。

先生の教えの中から、「大事なこと三つ」

1.努力を継続する(継続は力なり)
→今やれることを今やる(目の前のことを全力で)

2.人との出会いを大切にする(一期一会)
→世間は狭い、何処かで助けてもらっている

3.感謝する気持ちを忘れない
→挑戦する機会がある幸せ

そして、最後にノーベル化学賞のPrelog先生の言葉を引用され、
「楽しんで仕事(研究)する!」と教えてくださいました。

身近な先輩が、社会に出て世界的な研究をしている化学者となっておられる、という事実。そして、実際に小中学校の頃から現在までの人生を、言葉で語っていただき、子ども達にエールを送っていただいたということは、子ども達にとって、とても貴重な体験であり、たいへん有意義であったと思います。

西林先生の素晴らしいスピーチで、式典も最後までピシッと決まり、とてもいい記念式典になったと思います。

関係者の皆々様、おつかれさまでした。
創立50周年、誠におめでとうございます。